配線での性能の違い

同じ部品、回路をとしても
配線により性能はちがうのでした。

20年前自分が基板設計をやり始めた頃は
アナログは配線により性能が大きく違うけれど
デジタルはつながっていればほぼ動く
というような事を言われていました。

理科の授業などでも
直列や並列でもとにかく
つながってさえいれば豆電球は光り
半田付けさえすればラジオはなった。
つながってさえいれば
動作するのが電気のメリットとさえ思っていました。

ところが
パソコンの高速化のように
デジタルもどんどん速く動作したいということから
動作のタイミングがどんどん短くなり
現在では自然の原理の限界に挑戦するぐらいに
高速化されてきました

車で言えばF1カーの
スポイラーのような次元だろうか。

時速50kmで走っていれば
無視できるレベルだけれども
時速300kmとなると
ふらついたり飛びそうになったり。
まともに走れないうぐらい
走行性能に大きく影響してくる。

配線パターンも限界に近づいてくると
いわゆるそのスポイラーの
設計のようなものになってきた。

電気の場合エンジンのように大きい音もしないし
見えないところが
わかりにくいところです。。

配線がいかに影響しているか
わかりやすく具体的に説明されているサイトを
偶然みつけたので紹介します。

マイナビの
大原雄介様の記事です。
 
http://news.mynavi.jp/articles/2015/09/29/ddr4/

工夫で性能が変わってくる。
そういうところが 面白いのです。


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