パスコンIC

昔使っていたキーボードで鍵盤の戻りが悪く中をあけたことがあり
あけたことがありました。
職業柄基板を見る 電源はメインから分割されていて
いい感じだった。

でもメイン部をみたら。。。。あら
ICのVCCとGNDにパスコンが空中配線されていた。
それもCPUだ!
スペースはあるのに周りにパスコンのランドもない。

ショックだった。
楽器屋さんが
外見は同じでも実は何度も基板をかえて安定性もよくなっているよと
新しい型がもう出る前だったけれど
いい時期だと思うよといっていた。

なのに パスコンが空中配線とはいったい何事だ!

とあけるまではずしたたくさんのネジをバラバラにしてしまいそうになった。

それでも動いているわけだしまぁいいか。
と割とはやく立ち直った。

そのときに
ICのパッケージの下にパスコンのパッケージが別にありそれが
ひとつの素子としてユニット化されていたらどうだろう。
亀の子ユニットというか。

空中配線と同じようだけどなんだか安心する。

そんな泥臭い発想でBGAにもあの粒と素子の間にパスコン層をつけられないか?
基板から見ると電源やGNDも強くなりいいような気がする。

私がICメーカーだったらそうする!
とか言いながら
そのメーカーにいたとしたら小さくすることだけ
考えているだろうなぁー性格的に

でもそんなICがあったら使いたい。

BGAは小さいけれど パスコンが多いと
パスコンの方がBGAより大きく場所をとりそうになる。

がんばれ パスコン付きIC。

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