363.速度の味



線ならその本数分の点
ポリゴンだったら4点のみ

速さの味といいますか。
具体的にどんな状態で速いかというと
DREAMの場合
この本数分の点を管理しての
状態で速いという味です。

CADでも軽くあつかえる
工夫として
配線時はポリゴン
出力は線の集まりという方式もあります。
この形式はどちらかというと
従来からある方式のようです。

非力な時代で速度を上げるために
ポリゴンのほうが管理する数値が
少ないので速度面で有利です。

しかし実際の運用によっては
有利でもないケースもあります。
一部ガーバーを利用するときです。
ガーバーは線の集まりで図形を構成しています。
それを取り込んだ場合
ポリゴンではないため重くなる場合があります。

そういう場面では
DREAMは効果を発揮します。
ガーバーの座標そのままリニアで編集
しても遅くならないというのがメリット。

設計専門だと
全部ゼロから設計する場合だけでなく
実績データ箇所はガーバーを使用したりする
こともありえます。
どの状態からでもあまり能率を
落とさないで作業できるという
ことが重要と考えます。

なので自分がCADを選ぶ際は
実際大容量のガーバーを取り込んで
ネット情報を上乗せしてみて
動作が遅くならないかどうか?
という点が評価の基準としています。

製図用途のDXFのCADでも
こうした点は違いが見られます。
基板データのDXFデータなどは
本数が多いことがあるので
より違いがわかる機会があります。

現在の高速CPUの時代でも
瞬時に表示されるものもあれば
画面移動しただけで
数10秒待たされるというCADも
あります。

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