351.Win7視覚効果

以前
OSの設定でパフォーマンス優先とすると
視覚効果がすべてOFFされ
CADもハードウェア相当の速度になることを書きました。

その中のどれが一番CADの処理速度に
影響しているのか具体的に調べてみました。

調べた結果その効果の中の
ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する
の項目が
一番大きい事がわかったので報告します。

これをOFFにすると 
クラッシックスタイルになり
CADが本来の速さになります。

視覚効果は
使う人は人間なので
直感的にわかりやすくすることで
間違いや疑問も少なくなり
よいと思っています。
反面ハードにそのための処理負担が増える
というのがネックです。

ハードの負担を考えてみると
視覚効果の一つエアロ機能

機能の効果を説明すると
これはウインドウの枠をが
下のウインドウの画像がぼかして
透けて見えるように表示されます

いままでは
上のウインドウをひらいていれば
下のウインドウが何か見えないため
わかりませんでしたが
視覚効果は
すりガラスのようなぼかし効果が入り
わかるため見えないはずの下のウインドウ
の検討がつけやすいもの。

これをハードの処理として見ると
ウインドウ下の絵と
ウインドウ上の絵を
キャプチャし
画像処理で合成をして
表示するという処理を
リアルタイムに実行しているということ
になります。

実物で半透明紙で透かしている場合
いつもリアルタイムです
しかも物理現象ですから
ハードの負担も0

しかしその物理現象を機械にシュミレーション
場合は逐次負担しっぱなしです。

自分がCADを使わなければ
こうした視覚効果は動作速度に支障が無ければ
賛成なのですが。

CADをやるために使うマシンは
現在でも速ければ速いほうがいいです。
そのために
CPUなども高速のものを選ぶたいわけですが
そうした視覚効果のために
速度が遅くなるようだったら
うれしくないです。

むしろOSも
車のF1のように
快適性は犠牲にしても
究極のスピードを追い求めているような
OSが併発売されているとしたらば
こちらがほしいです。
たとえばマルチコア用ソフトでなくとも
コア数が増えれば増えるほど
処理速度がどんどん高速になるとか。
そうなれば高速なハードも買いたい。
新しい需要になるのではないか?

コアな意見かな?

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