342.自動fillの部品化
自動fillされたオブジェクトは
属性としてはlibにあたります。
いわゆる部品です。
一般部品ならば
シルクやパッド寸法を修正したい場合
オーバーシュートメニューの編集で
修正が可能です。
ところが自動fillは
そうした編集ができません。
種別はlibであるけれど
特殊な部類です。
パターンやVIAを移動した後
自動fillするとそれに応じて
fillラインが変化します。
それが特殊な部類になる理由と思います。
この自動fillで形成されたライン
固定して微調整
したいシーンもそれなりにあります。
ガーバーアウトしたデータをそのまま
ガーバーインして部品化すれば
万能といえばそうですが。
それより簡単にできないかと思い
やってみて一番良いかと思ったパターンを書きます。
1.自動fillされたfillを通常のコピーコマンドで
lib種別で選択し基板外のどこかにコピーします。
2.コピーされたfillを部品化します。
この段階で通常の部品化データと同じ扱いになります。
(このコピーされたfillは再fillすることはできないです)
編集でライン個々を変更することはできます。
単なるラインにしてしまいたい場合は
部品化したあと部品化を解除すればそれでOKでした。
注意する点は
FILLをすぐ部品解除コマンドで解除はできない点です。
いったんコピーされたFILLを部品化したあとー>解除という
段取りを取らないとだめでした。
それに関連しての知識になりますが
たとえば設計データ全部選択して解除した場合
通常の部品データなどは単なる線とVIAデータになってしまいますが
この自動Fillのデータは解けていないということです。
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