338.簡易な塗り潰し
ラインで枠を作っておくと
その枠内を塗りつぶしてくれる機能です。
簡易な塗り潰しは2種類ありその内の一つを説明します。
メニュー設定の下記コマンドです。
最初の頃うまくできませんでした。
ライン枠内にクリックしてfillすると
なぜかfill枠全部が塗りつぶされてしまいました。
理由はAREAFILL内の設定が通常の自動ベタと違う設定を
する必要があります。
下記矢印の
SameNETSkipのVia、lineのチェックをOFFにしておきます。
チェックしてあると枠ラインが同電位とみなして
ライン枠を無視してfillされていたという理由です。
枠の中に枠や円などがあれば
くりぬかれて塗りこまれます。
FillをLIBにしておけば部品のように扱えます。
なので寸法の決まったFILL形状等作りたい場合この
機能を利用していたのですが
一つ問題がありました。
それはライン枠の中心線より若干小さいFillになる点です。
寸法を測ると0.05mmです。
なので寸法ぴったりにする場合は
後で外枠のラインを0.1mm太らせたりすることで使っておりました。
0.05mmを決定する事柄は何か?
昔の説明書を流して読んでいたら
目に留まった箇所がありました。
補)ベースになるラインの幅が0.1mm以下の場合OutProsessコマンドの
StopUの数値を設定してくだつさい。と書いてありました。
現状の設定値を見ると 0.5が入っておりました。
値を10に変えて簡易な塗り潰をやってみたところ
1mmオフセットされたfillが作成されました。
オフセット量はこの値の1/10であることが分かります。
ということは0にすれば中心線に沿ったFILLになるはず
と言いたいのですが
オフセットが0という設定のためか
意図どおりにぴったりFILLされる場合と
ライン中心を仕切りとして外側にFillがかかる場合がありました。
完全な解決ではないですが
知っておくと応用できそうです。
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