337.1度以下の角度

1度以下回転について。
前に角度でUPした記事では
キーボードの「K」で
1度毎に角度が変わると説明しました。
昔の説明書を読んでみてもそう書いてありました。

Ver3.0以降で公式かどうかわかりませんが
できるということがわかりました。

回転コピーの角度の項目に
0.5と入力したら

なんとKコマンドで回転すると
0.5度刻みで回転していきました。

0.1と入力した場合は。
0.1度刻みで緩やかに回転していきます。

45と大きい数字を入れた場合は
45度刻みで角度を変えて回転していきました。

いわゆるどんな角度でも設定してkキーで
変えられました。

今まで少数以下の角度の部品配置の際は
あらかじめ回転コピーで角度コピーしておいた部品を
流用していたのですが

そんなことをしなくても上記のように
回転コピーの角度に希望角度を入れて
Kキーで回転でできるとわかりました。

ここで検証した結果をもとに注意したい内容ですが
このKキーでの回転は
あまりにも細かい度数でやると誤差が目立ってきます。
これは前回の記事「幅付きライン」の計算のところと
間接的に関連します。
角度から割り出す計算誤差によるものだと思います。
kを押すと部品が回転された図が表示されます。
いわゆる回転された図はSIN、COSを駆使して
計算された座標の表示です。
さらにkを押すと
その計算された値から更に計算をしていくという
事による微妙な誤差の累積が出てきます。

なので45.3度とかならば
0.1度で453回 kキーを押すよりも
45度で1回 0.1度で3回のほうが回数が少ないので
精度が高いという原理です。

通常の使用でも
部品移動で右クリックで90度単位で回転したあと
kコマンドで微調整するほうが良いです。


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