312.数字かアルファベットか

部品ピンのことについて思うことです。
数字ピンより
極性の分かるアルファベットピンの
ほうが良いということです。

3ピン以内の部品についてですが
回路図CADで
たとえばトランジスタ
1,2,3
と数字で定義するより
実体の極性
E,C,B
のピン番にしたほうが
回路設計も基板設計も
確実と思います。
DREAMCADは
数字ピンアルファベットピン
どちらも対応できます
文字数は4文字以内です。

回路図CADであった事柄ですが
過去回路図データを流用し
組み合わせた場合です。

流用側と追加側
同じ型名の部品を使用していました。
ところがその部品のピン定義がそれぞれ
異なっていたということがありました。

トランジスタとすると
2SC1815という型名として
流用側  ベース極性が1とする
追加回路 ベース極性が3となっている
というような事です。

一般的に基板CAD側は同一型名ならば
同じピン振りにします。
上例では一方の部品の接続を参照して
部品作成します。
そのまま気がつかないまま配線したとしたら
どうなるでしょう。
ネットリストは元ネットと一致確認していても
実基板は違う極性に接続
されているものとなっている
という危険な状態となります。

E,C,Bのように
実極性で振ってあったとしたら
新旧で重複した部品があったとしても
同じ極性表示となるので安心です。

数字ピンでの表現はおそらく
昔の基板CADでは数字のピンしか
扱えないという機種もありました。
今はBGAなどピンアサイン事体が
アルファベット表示されているパッケージが
あることもありほとんどのCADで
対応されているようです。


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