287.文字のデータ

DREAMの文字フォントは最初からベクトルデータです。
MS明朝とかゴシックとかの選択はないです。
フォントスタイルを選べる場合は
出力時にベクトルデータに変換するシステムです。

ガーバーが読み込めるかという依頼があり
読んでみました
それは面付けされており
とても重いガーバーデータでした。

面付けされているから重いのか?とおもったら
パターンはあっさりした内容で
シルク層のデータ量がとても重いのです。

どうしてか?と思い
良く見ると 文字一つ一つが
フォント形状の輪郭を0.1ぐらいの細いラインで描き
塗りつぶしされているというデータです。
全部ロゴ文字のような感じ。
CAD上はフォントでデータを持っているから
軽く扱えるのだろうと思うのですが
過去のガーバーを利用するときはその重さがネックと
なるのではないだろうか。

時代から考えるといろいろなフォントスタイルで
シルク文字表現ができるのは自然な流れだけれども
役割と可逆性を考えると後々のデメリットを感じました。

むしろ基板設計の場合 VIAの穴によって文字が読み取れなくなるので
高密度の場合など文字を 微調整する事があります。

VIAとシルク文字が接触しているような場合
微妙にVIAから逃げるために文字を移動します。



DREAMの文字は単純明快な
LIB(部品) 扱いなので
どうにもならない場合は動画のように文字事体の形状も変えることが
可能です。
読めるように何とかできるという点は助かる点です。

フォント表現が必要な場所だけ
塗りつぶしラインで作成構成できる機能があれば最適です。



トップへ
トップへ
戻る
戻る