279.今の8ビットマイコン



子供の科学の名残か
自分の勉強?のために大人の科学マガジンを。
表紙をみたとおり
LEDがありそれを手回しすることで
文字やマークが出るセットです。
実際は電池ボックスもついているのでこれプラス
乾電池だけで使えます。
なんといっても大きな特徴はなのは
USB経由でプログラムを何度でも書き込めるとこです。
PINアサインは
8個のアナログ入力PIN
14個のデジタル入出力PINがあります。
基板を見るとデジタルPINのシルクしかないようですが
A0からA6がプログラムによりアナログPINに
変えられるようになっています。
アナログは0から5Vを1024段階です。

基板の写真

シルクマークから
日本を意識した文字、マークが印象的です。

本誌を読んでわかりましたが
Arduinoの互換機ということです。
一度書き込めばスタンドアロンで動作します。

何個かサンプルプログラムを少しいじって
書き込んで動作させてみました。
PICのように書き込みマシンがあるなら書き込んだという
感覚があるのですが
USBメモリーにファイルを保存した
ような感覚で書き込みができます。

USBを抜いて動作させると
もう専用ハードマイコン化されます。

下記はプログラムのサンプルの一部です。
この教材は圧電スピーカーも付属していて
音階を発生することもできます。
プログラムは音階を発音するプログラムです。



//の部分はコメント行なので
実際は10行もないので
変数をいじっていくとどうなるかという
感じで扱えます。

中学時代秋月で自動演奏できるキットを
作った事があるのですが
セッティングがディップSWで
ビットを設定して1ステップづつ記録する
ものでした。
一度BEEP音がしただけで
残念ながら再生はしませんでした。
説明書に書いてある
16進数と2進数の意味がわからなく
困った記憶があります。

記事中に
アルディーノの世界ではプログラムを
「スケッチ」と呼ぶそうです。
たとえば音長のセットは4分音符は4 8分音符は8のように
マクロ言語化されて
わかりやすいものになっています。

DREAMで「スケッチ」(CAD上にラインの描画など)
をしようと考えると
ラインデータなどを
選択保存[user1\select.dat]で
保存したデータをまねて
作成し
それをLIBLOADで可能です。

下記はライン1本データです。
#DATA
TMP 0 0 0 0
LINE 1 0 0 -2 80000000 2000 - 25400 55880 269240 55880
#END

マクロではなくそのままデータベースですが
簡潔です。

2列目の1 (1:メイン 16:サブ)
6列目の80000000(層)
7列目は幅
9列以降X1、Y1、X2、Y2座標

という感じです。

緻密なマクロコマンドが用意されていれば
高度なことができる可能性はあります。
しかし仕様を理解し使い方を覚える必要もでてきます。
DREAMの場合は 素のデータベースを
直接扱えるという点が特徴といえます。


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