250.SELECT DRC
選択した部分だけDRC実行する機能です。
選択箇所が少ないほど
DRC処理時間も短いです。
この機能は人間がやる仕事の進め方に
似ていると思います。
手作業では変更したら その箇所だけ確認します。
消しゴムで消していない部分もすべて検査しなおしていたら
終わりません。。
DREAMはネット1本ごとにギャップ値を設定されています。
Select DRCもその設定値を元にDRCを行います。
ここで提案なのですが
先に述べたネットに設定されているギャップ値ではなく
選択したものにギャップ値を設定してDRC
機能があると活用シーンがかなり増えてくると思います
電源基板など沿面距離が電位により違うケースなどの場合
ネットごとに設定してもギャップを取らないといけない箇所、
そうでない箇所すべて最大ギャップで設定したりするとエラーだらけになります。
そういうピンポイント的な箇所に
SelectDRCのように選択してー>ギャップ設定ー> DRCという風に
できればその場その場でギャップを入力し瞬時で確認できます。
ギャップ設定は
ラインとライン ラインとVIA VIAとVIAのような3種の設定があります。
1種入力すると揃って設定されるというクイック設定ならばさらに便利です。
さらに付け加えるならば
DREAM流にS,Wキーの線幅リアルタイム変更の要領で
段階的にギャップを可変して DRCを繰り返し
エラーマークがつくギャップ値を探るということができたら
最低ギャップは守っていてもその中でも安全マージンがどのぐらい取れているか
クイックで確認ができればベスト。
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