245.ゴールシーク

DREAMとは関係ないのですが
EXCELの機能を解説してある本を読んでいたら
役に立ちそうな機能だったので紹介します。

ゴールシークという機能です
ツールー>ゴールシークにあります。
これは
逆に計算結果の値をいれると逆算してくれる機能

下図の例をとると
C1のセルには A1+B1の値が入るように設定しておきます。

普通だとA1とB1に値を入れたら C1に答えがでます。

ゴールシークは
C1の値に目標値を入れて
逆にA1の値を求めてくれる機能です。

A1+30=100

A1=70 という解が出せます。



マイクロストリップライン類の計算式など
専門書に載っています。
説明式のためほとんどの場合
Zo=計算式 のパターンです。

でも基板設計する側から考えると
Zoは最初から50オームとか決まっているので
逆にパターン幅や板厚を逆算するケースが多いです。

このような場合などに EXCELに公式をそのまま
入力しておき
このゴールシークの逆算機能
を使うことで1発で値を出してくれます。

EXCELの最後の表示に
収束値を探索していますと書いてあるので
変数に値を変化させて解の値に近い値を
見つけるという動作は
プログラムならではの処理です。
それを設定だけで答えを出せるというのは
便利な機能です。



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