198.リアルタイム円弧機能
これも既存コマンドです。
等長配線などRをつけるとき
特に寸法は決まっていないので
その場のスペースによりRを変えたりします。
そんなとき目で見て決定できるという点が
良いと思います。
半径を設定してR取り(下図 ARC-1(変換))
し少し変えたい場合
一旦 ARC消去コネクトでR取り前に戻し
また値を変えてRを変えてみる
そういう操作は結構面倒です。
リアルタイムでRを変えるコマンドがあります。
下図のARC FREE EDIT
ARC FREE EDIT
ボタンを押しエリア選択します
その後はテンキーを押すことで徐々にRが変化していきます。
Rの変化量は一番上の図の※部の増減値にたいして
下図量に対応しています。
8,2方向は微調整 通常設定では+−0.05mm
6,4方向は 通常設定で+−0.2mm
キーリピートがあるので ほとんど 8,2でやってしまいます。
コマンドを指定し R径を入力し R取りを繰り返しても
時間をかければ同じ事ができますが
疲れてきて、やる気も下がってきます。
こうして「いい具合」を目で見てスパッと決められるというのは
結論を速く見いだせるため快適です。
昔BASICでプログラムしていたときは
inkey$ といって リターンを押さなくても
リアルタイムにキーを押したら動作させることが
できたのですが
なぜかWindowsになってから
そういったオペレーションがあるソフトが少ない気がします。
ウインドウを開いて 値もしくはプルダウンリストから選ぶ
という
一見自由になったようで
毎回定型順序に従ったとおりの作法を強制されているかのような気がします。
DREAMはテンキーの出番は多いです。
いろいろシーンごとに役割がかわるので
覚えるのがネックですが
一旦覚えたら戻れないです。
作者より半自動機能 複数ラインもできるように
やっていると連絡ありました。
5種ほど作ってみて良い方を選びながら進めていると
連絡がありました。
いまのリアルタイム調整のようにいい具合を見つけて
スパッと配線できたら 理想のDREAM。
|