190.半自動2


作者より半自動の経過の連絡がありました。

以下作者コメントです。
***設計時間短縮 セミオート配線機能についての経過報告。***

30年近く、PCBCADのソフトを開発してきましたが
今回の機能程、動いたときに感激した事はありません。

使えば必ず作業時間を減らせるとおもいます。

主な特徴
1 従来の描画とシームレスで動きます。(マルチコアーのPCを推薦)
2 バックグランドで、動作するので、サクサクと動きます。(メモリーは、
2Gを推薦)
3 セミオートで、描画中でも、シフトキーを押すと、マニュアルで
  描画が出来、放せば又セミオートとなります。
4 ネットの無い、ライン、VIAからもセミオート配線が出来ます。

動作方法
1 システム時、スクリーン上で、マウス右クリックでセミオートに入ります。
  従来の右クリックポップメニューは、上のアイコン左から4個めの左側の
スクリーン上で
  ポップします。
2 従来の描画中にキーコマンドで、入ります。(これからプログラム)
3 この、セミオートの処理全て、まったく新しく作成しました、その為従来
のキーコマンド等
  は、有効ではありません。
  しかし、マウスのズーム等は、有効としました、このへんは、時間だけの
問題です。

主な機能
1 ラッツをピックすると、そのラッツの端点に近い方から、まずセミオート
がスタートしますが
  バックグラウンドで動作してるので、カーソルのところまで探索がくると、
そこでマウスの
  位置にトラッキングし始めます、さらにしばらくすると、カーソルから、
終点までの探索が
  終わると、始点ー>カーソルー>終点 と配線が、トラッキング表示され
ます。
  マウスの確定ボタンは、いつでも押せます、最後まで待つ必要は、なく
  連続して、ボタンを押して、セミオートのルートを確定して行く事が出来
ます。
2 ネットの無い、データをピックしても同じように、セミオート配線が出来
ますが
  最終ポイントへは、シフトキーを押して描画します(全てを弾くので)。
3 CTRLキーがセミオートのUNDOで、ひとつ前のオートポイントまで戻り
ます。
  ESC及びマウス左右同時押しで、確定再スタートです。
4 シフトを押すと、マニュアル描画になるので、フリーアングルのラインと
  セミオート配線を混在させる事が出来ます。
5 マウス左右のSWで、探索をスルホールを作りながらセミオート描画しま
す。
6 F1キーでスタート時の、ラインの出方を選択出来ます。
7 F2 最短ルートか、他のルートに沿ったルートにするかの選択キー。
8 F5−F7 表示切替。
9 常に線長等の情報表示。

以上です。

下図は作者開発中の図面です。

配線ルートは水色です。少しHP用に縮小したため
見えにくいかも知れませんが
これはラッツをつかんでそのまま隣接したラインに沿うモードです。
従来のアシストラインに近い機能です。
通常の管面設計のようにラッツをつかみカーソルを持っていく
だけでトレースされる点。
従来のアシストは隣接を一旦クリックで決めましたが
その容易さが違います。



次に 自分も試作ソフトで ”これは使える!”と感じた半自動ルートです。
通常の管面設計と同じようにラッツをつかんでカーソルを移動するだけで
沿ったトレースモードになったり直線、45度配線に適切にルートするモードです。
配線途中で確定したければクリックすればそこからルーティングされます。
すべて沿ったラインで描くと不要のラインが発生した場合修正の必要があり
半自動で楽になる反面修正で時間をつかうため能率がいまひとつ良くなかったですが
今回機能追加されるのは通常のトレース、沿ったラインがカーソル状況で
適切に処理されるので良いです。
カーソル状況に応じという点では DREAMの売りのスーパーエディトのような
選択箇所により編集機能が切り替わるというシムーレスな機能切り替えです。
スーパー半自動と呼んでます。
DREAMがほしいと思ったのはこのスーパーエディトのような操作性が一番
比重が高かかったのでした。 同じ機能だったとしても取り出し方により
効率がちがいます。






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