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175.レジスト、パターンギャップ
レジストの中にパターンが入っていたらチェックされる
機能は昔からありました
CAMcheckのRejistOnPatternです。
今回のチェックはパターンとレジストのギャップO
設定しチェックできる機能です。
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製造工程でレジストもずれる場合があります。
もし大幅にずれるとしたら隣接するパターンがむき出しになります。
今回追加されたのはそのギャップを設定しチェックする機能
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画面左上の Rejist Pattern です。
ここにギャップの値を入力します
自分は0.1mmを入れます。
以前から製造側より
レジストと銅箔のギャップを0.1mm以上とるとう
要望がありました
自分の対応策は
1.データベースでランド径をレジスト径に変える
2.DRCの設定値をギャップ値(通常0.1)にセット
ここまでEXCELVBAでやります。
ランドが一回り大きくなったデータ(レジスト径)になります。
その後
CADを立ち上げそのデータを読みDRCをする。
エラーになった箇所がその箇所です。
旧verでもそのやりかたで可能です。
しかしエラーになった箇所は自分で覚えて元のデータを立ち上げ
パターンを修正していくしかないので結構面倒です。
今の機能のボタンを押すと 1瞬でチェックが終わりました。
一つの謎ですがどうしてそんなに速いチェックなのか?
不思議です。 こんど作者に仕組みを聞いてみたいとおもいます。
それはそうとして
見つかった点をそのまま修正できるのでやはり快適です。
変わった使い方になりますが多少多めの値
0.2mmでセットしてボタンを押したら下記図になりました
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上のサンプルはDRCは0.2mmでクリアしてます。
今の機能の設定値を0.2mmぐらい多少多めにすることで
多少近寄っているというあいまいな表現箇所、人間が発見しそうな
箇所が見つけやすいことに気がつきました。
余裕があればよけましょう。
そういう箇所。
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