174.実装行程にやさしい機能

設計からの後工程は
基板製造、部品実装です。

設計側から部品実装についてのデータとすると
メタルマスクのガーバーデータ
部品座標リスト
シルクと部品のPDF図面
です。

部品実装も最初のセットは人間がやるので
手作業がはいります。
間違いを減らすため 同型名部品
や実装手順ごとに色塗りしたりと
各工程では工夫して
誤実装、工程の最適化をやっている
と聞きました

その実装側にやさしい機能
同型名などを手軽に色分けし
BMP図化される機能です。

現在別ソフトになっていますが
DREAMから呼び出しができるようになっている
ということです。



着色はその部品のシルクとPADの最大を
取得し塗るようです。

着色は
シェープごと、レファレンスごと
に設定可能です

下図ダイアログで
面を決め
色をクリックし

その後シェープの要素をクリックすると 
その面の同一シェープが着色されます。

リファレンスは 部品番号ごとです。

画面上の UP、DOWNは
ページです。
1ページ目にあるシェープ
2ページ目に指定したリファレンスをマーク
などセットでき
それぞれBMP化されます。

また選択済みのものはなくなっていく
ので 選択余りも起きないです。

こうした部分は機械に頼るべしです。

本来の使用用途とは違いますが
たまに設計終了後
部品をアドレスにREFを振り直す仕事があります
こんなとき リファレンスを順に色を付けていき
正しくアドレスにREFがふられているか確認できます。





一旦セットしたあと
編集画面に入ってみました
下図ような感じです。





上記機能とは違いますが
ドリーム自体には同一COMP名をマーキング
する機能はあります
説明すると
D.LISTから CompListでCOMP名をクリックします
その後Add Markボタンで設定です。
こうすると
同一のCOMP名は白くマーキングされ
るのでモニター上はすぐわかります。

しかし1枚で複数のcompを表現することは
できないため上記機能のように
一目で確認する事はできないです。



開発一般は納期がせまると
後工程になればなるほどそのしわ寄せが
回ってくるケースが多いと思われます。

今回の機能は
その最終工程
実装場面で助かる機能です。

間違えず スムーズに
行えるメリットは大きい。


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